教育

勉強期間わずか1年で受験成功させた家庭教育

こんにちは、ブラック企業卒業生のずみほと言います。

今回は、塾講師の頃に指導していた頃に、良い意味で印象的な親子が居たので

彼らの中学受験成功体験を紹介します。

いわゆるお受験ってやつです。

ただ、実際にお受験に関わりが無いという方でも、役に立つ情報ですので

自分だったらどう活かせるのかを考えながら読んで頂けたら幸いです。

小学校五年生時点でのスペック

中学受験といえば、早い子では小学校低学年、遅くとも小学校四年生には受験勉強を始めないと

難関校への合格は難しいと言われています。

しかし、彼女が塾に通い始めたのは小学校五年生の冬

受験まで残す所1年を切っています。

私立の小学校に通っているのであれば学校である程度補習してくれるので話は別ですが

彼女は公立小学校に通う普通の女の子だったのです。

その上、目指す中学校は偏差値60越えの国立中学

国立中学といえば、あの藤井聡太七段も通っていたことで中学受験業界では話題になっています。

ここで、中学受験の難度を、高校受験や大学受験の基準で偏差値を見ている方に誤解の無いようお伝えしましょう。

高校・大学は塾に通っていない一般的な生徒も受験することが多いですが

中学受験は基本的には塾に通っている生徒だけが受けるものなので

模試では平均点程度の生徒でも、学校のテストは余裕で毎回満点を取ってきます

そんなレベルの世界なので

こんな時期に入塾してきて本当に大丈夫なのか?

と当初は不安に思いました。

生徒の強み

受験勉強を始めたのは五年生からでしたが、

彼女には勉強に対する下地がついていました。

まず、驚かされたのは圧倒的な語彙力

突然ですが、皆さんは「りんご」を知らない人に説明する時
どう話しますか?

これは、中学受験での作文対策に用いられる例題の一つです。

一般的な小学生は

「赤くて丸い」「食べられる」「おいしい」

なんて答えてくれます。

しかし、彼女はこう説明したのです。

球体の果実、旧約聖書にてアダムとイブが追い求めたとされる禁断の果実とも言われている。

お前はウィキペディアか。

なんて突っ込みたくなる気持ちを抑えながら

彼女の語彙力に感嘆していました。

また、本を読むスピードがとても速かったことも彼女の特徴です。

国語の練習問題を解く際に、文章の速読訓練として

毎回読むのにかかる時間を記録させているのですが

大人の平均が1分間で400~600文字と言われている所

彼女は1分間で1200文字もの長文を読むことが出来たのです。

ちなみに、1200文字の基準としては、以前書かせて頂いたこちらの記事本文の文字数に相当します。

【ブラック企業】石の上に三年居なくてよいはじめまして。ブラック企業卒業生のずみほと言います。 新卒3年目になる年ですが、転職を2度経験し、現在3社目の企業に勤めています。...

私のブログも1分で読める脅威の速読。

どのような教育が彼女をここまで育てたのか見ていきましょう。

驚異的な語彙力の理由

りんごの話から旧約聖書の話題にまで発展する彼女の語彙力はどこで培われたのでしょう。

それは、日頃のご両親との会話の中にありました。

入塾体験の際、普通の生徒ではあまり見ない光景がありました。

彼女はご両親と敬語で会話していたのです

厳しい親だと子供に敬語で話すよう言う場合もあるのですが

このご家庭、なんとご両親も揃って子供に敬語で話し掛けていたのです。

まるで皇族。直感的にそう思いました。

話を伺うと、物心つく前から子供を一人の人として対等に接する事を意識した結果なんだとか。

まだ歩くこともままならない頃から

車は「ブーブー」

犬は「わんわん」

こういった言葉を教えず、

車は「車」

犬は「犬」

大人が話す言葉で最初から教え込んでいくうち

自然と語彙力が増えていったそうなのです。

圧倒的な集中力の理由

速読には集中力が必要です。

右から左に流し読みするだけならまだしも、受験には「理解する事」が欠かせないからです。

速読の上、文章問題の正答率も高かった彼女。

この集中力は日頃の家庭での遊びで培ったそうです。

一般的に、子供が遊ぶおもちゃ箱には

蓋がなく、上ががら空きになってモノが取り出しやすいようになっているものと

蓋がついているものがありますよね。

彼女のおもちゃ箱はそんなものじゃなかったです。

一見蓋つきの箱に見えましたが

なんとこの箱、蓋を開けると中にも蓋が入っています

何重にも箱を重ねた中におもちゃを入れるマトリョーシカのような構造になっていたのです。

単純に開けるのがとてつもなく面倒くさいおもちゃ箱です。

この面倒臭さは、もちろん子供も感じています。

そして、その面倒臭さが

「遊ぼうと思ったけど、箱開けるの面倒臭いから今日はやめとこうかな・・・。」

という気にさせる効果があるのです。

さらにこの両親の教育方針の凄いところは

おもちゃは散々仕掛り難い構造にしておきながら

勉強用具はリビングの机の上に常に広げさせていた事です。

前回、問題集は解きかけの状態で放置することがよいとこちらの記事でお伝えさせて頂きましたが

学校の授業で成績を上げる方法こんにちは、ブラック企業卒業生のずみほと言います。 今回は、塾講師の頃実際に生徒へアドバイスしていた 「学校の授業で成績を上げる方法...

このご家庭、問題集どころか筆記具含めた勉強用具全てを放置させています。

こんな家に住んでいると

「遊びかったけど箱開けるの面倒臭いしなぁ・・・机に広げてあってすぐ出来るから勉強するか

という気持ちになり、誰も何も言わなくとも勉強に仕掛かるようになったそうです。

また、彼女はピアノも習っており

同じ理屈でピアノの蓋は常に開けた状態で自宅に置いてあるので

どうしても勉強をしたくない時はピアノに触れる事も多いと話してくれました。

子供が言うことを聞かないという事でお悩みの保護者の皆さま

こちらの物理的戦略、かなりおススメです。

まとめ

今回ご紹介した方法は、実際に短期間で偏差値60超えの中学校へ合格した子供の実話です。

・早い段階から子供と対等な立場で接する
・やらせたい事、やらせたくない事は口うるさく言うより物理的戦略を取る

この二つ、自己啓発や対人関係なんかにも使えるテクニックかと思います。

ぜひ、活かせる所を探して役立ててください。

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zumiho
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ブラック企業卒業生。 新卒入社でサービス残業100時間越えの塾の先生→自殺率10%の社員数3人の零細企業にてパワハラを受ける →いつでも逃げれる派遣社員 ↓↓Twitterやっています↓↓