人間関係の悩み

上手なほめ方【元塾講師が教える】

前回は、ブラック塾での体験談を綴ってきましたが、

 

ブラック塾で何も得るものがなかったかというと

 

そう言う訳ではないと感じています。

 

中でも、人をホメる技術に関してはかなり磨かれました。

 

今回は、塾講師が現場で実践している相手をホメる技術についてお話します。

 

三種のホメ方

 

理想的なホメを分析すると、三種類に分けることができます。

  1. 連呼型ホメ
  2. 狙い撃ちホメ
  3. 間接型ホメ

上から順に紹介していきますね。

 

1 連呼型ホメ

こちらは、本人を目の前にして、何度もホメる方法です。

 

塾では、子供が1問問題解く度に10回は褒めるようにしていました。

 

ただ「天才!」と10回連呼するだけでは馬鹿の一つ覚えになってしまうので

 

10回分バリエーションを変えてホメる必要があります。

 

ここで、実際に大手学習塾の研修でも取り入れられている連呼型のホメを上達させる練習方法をご紹介します。

 

ホメ上手になるための練習方法

用意するもの:紙、ペン、タイマー、話し相手

 

話し相手に関してはペットやぬいぐるみでも大丈夫です。

 

私が実際塾の研修で行った際は何故か缶コーヒーが相手でした。上級者向けすぎる。

 

上記を用意できましたら準備完了です。

 

実際の練習手順

・目の前にいる相手に対するホメ言葉を1分間で書けるだけ書き出してみてください。

 

・1分経ったら書き出したホメ言葉をなるべく感情を込めて相手に伝えてください。

 

これだけです。

 

さぁ、まずはホメ言葉を書き出す作業から始めてみてください。

 

 

 

 

 

 

書き出せたでしょうか?

 

一度実践するとわかりますが、1分間もホメ言葉を書き続けるのは難しいです。

 

よくある例で言うと

 

・素敵な服ですね

・センスがありますね

・穏やかな空気が素敵ですね

・努力家ですね

 

 

等々、相手の見た目や性格から

なんでもいいのでホメまくります。

 

缶コーヒーと対峙した私も困惑しながら書き出していきました。

 

・君がB○SSで良かった

・いつもカフェインを提供してくれてありがとう

・パッケージがおしゃれですね。

 

 

・・・やっぱ難度高すぎません?

 

 

 

次に、書き出したホメ言葉を相手に伝えます。

 

ただ読み上げるだけでなく、相手と目を合わせる時間を長くしていくとよりホメ上手に近づけます。

 

このホメを実践する際の注意事項として、謙遜を美徳とする日本人は

 

ホメた最初の一声で

 

そんなことないですよ

 

と、謙遜する人が多いと思います。

しかし、否定はされてもホメられて気分を害する人なんてあまり居ないです。

大体の人は内心喜びつつ否定してると私は思ってます。シャイなんだから日本人。

 

なので、めげずに

 

 

「いえいえ、心からあなたの事はすばらしいと思っています!」

 

と、ホメを連呼していくことです。

 

流石に何度もほめられたら大概の人は謙遜せずにホメ言葉を受け取ってくれます。

 

連呼型ホメ、相手と仲良くなるための一歩としておすすめです。

 

実践してみてください。

 

2 狙い撃ちホメ

自分が磨いている部分や努力している部分を褒められたら嬉しいですよね?

 

そんな、本人の自信がある部分をホメるのが、狙い撃ちホメです。

 

見た目や性格からホメる箇所を見つける連呼型ホメに対して、相手の事を知らなければ出来ない方法なので

 

ある程度仲良くなった相手と信頼関係を築きたい場合に効果があります。

 

現場の塾講師は、子供に1日の学習記録を「科目毎・勉強時間」の項目で記録をつけさせることで

 

子供がどの科目に多く時間を費やしたのかを確認した上で狙い撃ちホメを実践していました。

 

実際の塾での狙い撃ちホメ

 

数学を他の科目より多く勉強した子供に対して

 

「他の科目より数学をたくさん頑張ったんだね!時間を掛ける科目を理解している君はすばらしい!」

 

と声を掛けると、子供は勉強のやる気が上がり信頼関係を結ぶことも出来ます。

 

ここでポイントなのは、

 

  • 結果だけを見てほめないこと
  • 努力の過程をほめること
  • より細かくほめること

 

この3点です。

よくありがちなケースはテストで満点を取った子供を大々的にホメること。

これ、実は結構グレーです。

試しに、ほめられた子供の立場に立ってみましょう。

 

満点を取ったその場は嬉しいですし、やる気にもなります。

 

しかし、次のテストで満点を逃してしまった場合、大人が打って変わって

 

前回は満点取れたのになぁ・・・

 

と、結果だけを見る発言が見えたり、満点を取った時より薄い反応をしてしまったら子供はどう感じるでしょうか?

 

満点じゃないとほめてもらえないんだ・・・

 

か、悲しすぎる・・・!

 

ですが、実際の現場でもこう感じてしまう子供も少なくないです。

 

そのため、テストで満点を取ったこのタイミングで「満点を取るほど勉強した努力の過程」をほめておくことが大切です。

 

 

例として

 

「満点を取るなんて、とっても努力したんだね!どのくらい勉強したの?」

 

と、聞き出し形式でほめていきます。

 

すると、子供側からは何かしら返答が帰ってくるので

 

どんな回答でも

 

「そんなに頑張ったんだね!君は努力家だなぁ」

 

と、「がんばり屋」や「努力家」のレッテルを貼るのです。

 

すると、それがたまたま取った満点だったとしても、レッテル張りをされてしまったら自然と期待に応えようと努力を見せてくれます。

 

子供相手でないにしても、主婦の方でしたら

 

旦那さんがたまたま何かしらの家事を手伝ってくれたタイミングで

 

「前よりも家事を手伝ってくれるようになったね、出来ることが増えて嬉しいよ」

 

とほめて家事を手伝わせる頻度を上げるなんてこともできます。

 

ある程度仲良くなって、相手のホメポイントがわかるようになってきたら実践出来るホメの分

連呼型ホメより喜ばれるホメになります。

親密になりたい相手に使ってみてください。

3 間接型ホメ

今までは、本人に直接伝えるホメでしたが

 

今回は「第三者を介してほめる」という少し難度の高いホメになります。

 

しかし、難度も高い分一番威力の高いホメ方になります。

 

想像してみてください。

 

 

目の前にいる人に

 

1「かわいいね/かっこいいね」

 

と、直接言われる場合

 

2「知り合いの○○があなたの事をかわいい/かっこいい って言ってたよ」

 

と間接的に言われた場合

 

どちらの方が嬉しいでしょうか?

 

 

1の直接言われる場合だと、言い方によってはお世辞に聞こえますし

 

冒頭でも紹介した通り、謙遜を美徳とする日本人の大半の人は相手のホメを否定するはずです。

 

しかし、2のように間接的に言われた場合

 

第三者を介す事により、話の信憑性も高まりますし

 

何なら目の前にいる人と話に出てきた「知り合い」さん両方の好感度が上がりますよね。

 

このホメを実践するには、ホメたい相手本人だけでなく、その周囲の人間とも仲良くなり

 

情報を集めなければならないところが難度が上がる所以です。

 

ただ、「陰でホメる側」「陰でほめていた人が居たと伝える側」どちらに回っても好感度が上がるので

 

ホメたい相手の良いところを周囲に探るついでに、

 

私が○○さんのことほめてたって本人に伝えておいて

 

と一言添えるだけでホメの威力は最大限発揮されます。

 

より仲良くなりたい相手に是非お試しくださいませ。

 

まとめ

  1. 連呼型ホメ
  2. 狙い撃ちホメ
  3. 間接型ホメ

 

この3種類のホメ方を紹介しましたが、実践によってあなたのホメはどんどん磨かれていきます。

 

ここまで読んでくださったあなたが、ホメ上手になる第一歩を踏み出せることを応援しています。

 

ABOUT ME
zumiho
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ブラック企業卒業生。 新卒入社でサービス残業100時間越えの塾の先生→自殺率10%の社員数3人の零細企業にてパワハラを受ける →いつでも逃げれる派遣社員 ↓↓Twitterやっています↓↓