初心者レベルから英語を勉強したいけど、勉強方法が分からない
テストで点数の取れるノートの作り方が知りたい
そんなあなたに、今回は英語の勉強を中学レベルから始めていく際に
「どのように勉強していくのか」
「ノートの使い方」「おすすめの参考書」
など、勉強するに当たって具体的な方法を紹介します。
また、こちらの記事では学校教育よりも効率的に英語を履修する方法を単元の勉強順に沿ってご紹介しています。
受験生の方や社会人から勉強を始める方は、こちらの記事も見ておくと良いでしょう。
・参考書
・ノート2冊
・ペン
参考書に関して
高1程度までの英語力を身に付けたいなら、
旺文社の「中学総合的研究 英語」がおすすめです。
どこで使うかわからない例文ナンバーワンと言われている「This is a pen.(これはペンです。)」から
5文型、仮定法等など高校レベルの基礎の部分まで網羅している一冊です。
今から私がお伝えする勉強方法でこの本の内容を習得すればキレイな英文法を身に付けることができます。
ただ、この本の凄いところは

この画像でわかる通り
この分厚さです。
横幅2㎝メール、重さにして約800グラム。(実際測ってみました)
この厚みから、敬遠されがちな一冊なのですが
中を見ると全ての英文に日本語訳が付いているんです。
この「英文と訳が豊富に載っている」というのがこれから紹介する勉強方法の要となってくるので
この厚みと重さ以上の価値はつまっていると言えるでしょう。
また、「時制」を全て学んでから「品詞」を学んでいくという単元の順に並んでいるので
頭から順に進めていくことで効率的に学ぶことが出来るようになっています。
では、実際の勉強方法を見ていきましょう。
参考書の軽量化を図るには
では、この分厚い本。
どんなに素晴らしい内容が詰まっているからと言っても
常に持ち歩いて勉強しろなんて言われたら筋トレ目的でない限り苦痛ですよね。
もちろんそんなことは言いません。
そこで登場するのがこれです。
なんの変哲もないノートです。罫線が引いてあるA4サイズのものがおすすめですが、
鞄が小さく持ち運びに不便な方はB5など少し小さめのものを用意しても良いでしょう。
このテキストの内容を書き写して軽量化を図ります。
A4ノート一冊の重さが100グラムなので、二冊持ち歩いたとしても200グラム。
参考書を持ち歩く1/4の負担で学習できる便利アイテムです。
また、ノートに書き写す過程で英文も自然と頭に入ってくるので一石二鳥です。
ノートの取り方
子供達に「自由にノートを取ってね」と指示をすると、
真面目なのに成績が芳しくない子ほど
「文を書くときの注意 文を書くときには次のことに注意をする。
語と語の間は空ける・・・」
と、教科書にかいてあること全てを一言一句違わず全てを漏らさずにノートに書き写していくのです。
書くことによって内容の理解が深まるのなら良いですが、
実際その方法でノートを取る子供達は肝心な定期テストでの問題は解けません。
中には自分で書いていた「語と語の間が詰まっている」ことが原因で点数を引かれている場合もあるのです。
なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか。
それは「英語のルールを覚えること」と「英語を身に付けること」は全く別物だからです。
こういった生徒が取っているのは「英語のルールのメモ書き」なのです。
この生徒に「英語のルールは?」と聞くと
「語と語の間を空けること!」
と元気よく答えてくれます。
しかし、「語と語の間を空けるってどうゆうこと?」
と聞くと
なぜだかハッキリと答えられないのです。
英語を身に付けるためのノートの取り方
正しく英語を身に付けるために必要なのは
「日本語を英語に翻訳し、さらに英語を日本語に翻訳する練習」だと考えます。
この参考書にも細かいルールは書いてあるのですが、それは流し読みで理解すれば良いのです。
私が実際に取っていたノートが下記の画像です。

・・・びっしり書いてあって気が引けるかもしれませんが、やっていることは簡単です。
1 ページの真ん中に1本線を引く
2 ノート左側に日本語訳を書く
3 ノート右側に英訳を書く
これだけです。
そして、この作業を1ページ終える毎に
1 ノートの半分を隠す
2 もう一冊のノートにテストしてみる
3 採点
4 間違えたところに印をつけ、再度出来なかった部分を訳す
を訳せない部分がなくなるまで繰り返します。
さらに、このノートを持ち歩いて通勤・通学電車の中で暗唱しながら覚えると
より効果は期待できます。
また、勉強時間としては25分集中して5分休憩するとより効果的です。
この方法は「ポモドーロテクニック」と言い
生産性を上げるための手法として用いられています。
実際に勉強する際にはタイマーを25分に設定しても良いですし
アプリ検索で「ポモドーロタイマー」と調べればさらに便利なアプリが揃っているのでそちらを試してみても良いでしょう。
まとめ
この方法を実践したら確実に英文法を身に付けることが出来ます。
なぜなら、出来るようになるまでやるから。
また、この方法は書いて覚えることが向いている人向けの勉強法です。
聞いて覚える、実際に会話して身に付けるなど英語の勉強方法は多岐に渡るので、自分にあった方法を色々試してみてください。
ステップアップしたい方へ
今回紹介したの中学総合研究は高校1年生までのレベルの文法を習得するのに向いている参考書です。
こちらを全て習得した上で、一歩上のレベルを身に付けたい方にはこちらの
「旺文社 ロイヤル英文法」をおすすめします。
こちらも多くの例文と日本語訳が付いており、こちらも上記の方法で網羅したら英語を使った仕事に就く事も可能なレベルになります。
現に、私の母は商業高校卒で学生時代一切英語に触れてこなかったのですが
この二冊を習得することによって、現在観光案内所で勤まるまでの英語力を身に付けています。
ステップアップを図る方はこちらも是非試してみてください。