進級や就職、転職の際に
職場で気が使えないと思われたくない…。
こんな不安を抱いている方も多いかと思います。
私自身、ブラック企業に勤めていた頃「お前は気遣いが出来ない奴だ!」と毎日罵られ、とても悩んでいました。

こちらの記事の通り、当時はとても過酷なパワハラに遭いつつも
気遣いには、どんな方法があるのか毎日考え
様々な文献を読み、気遣い上手だと思う人の観察を行い自分に取り入れていくようにしました。
そんな私もブラック企業から離れることができ
「次の職場では、気遣い上手になろう!」
と周りへの気遣いを実践し続けたある日
「君はいつも気遣いが出来ていて有難い」
と周囲から評価して頂けるようになりました。(ありがたい話です・・・!)
そんな私が、気遣い上手と周りから言われるようになった方法を紹介します。
何度も同じ説明をさせない
どんな職場でも、基本的に新人は雑用から任せられる事が多いです。
指示を与える先輩・上司の方々は「説明するよりも、自分がやった方が早い」と思いながらも
わざわざ新人教育の為に時間を割いて教えているのです。例えそれがどんなに小さな雑用でも。
この時、新人が望まれている事は
・ミスなく業務をこなすこと
・なるべく少ない説明で業務を覚えること
・素早く業務を終わらせて他の業務に取り掛かること
この3つになります。
しかし、ミスなく業務をこなす為にはある程度業務を説明してもらう時間が必要になります。
この2つはどうしても相反関係になってしまうのです。
そこで
初めて業務を教わる際はなるべく後から追加でわからない部分を聞くことがないように自分の中で曖昧な部分は全て聞いておくようにします。
また、教えて貰った最後に「不明点は後程質問させて頂いても宜しいでしょうか」と
万が一不明点が出てきた際に相手が不快に思われないようクッション言葉を置いておくと、より相手の心の負担を減らすことが出来ます。
自分が出来る事を探す
ある程度仕事に慣れて来たら、最初に教わった雑用も余裕でこなせるようになると思います。
その時に毎回雑用を指示されてから行う社会人
稀にいますがこれでは気遣い上手とは言われません。
ある程度のルーティン業務で毎日同じ事を繰り返していると気が付いた時点で、「この仕事、終わらせてしまって良いでしょうか?」と聞いてみて下さい。
また、最初に教わった段階で
ルーティン業務っぽいな…
と気が付いたらどの頻度でこの業務を行うのか自分から聞くことが出来たら先輩上司の教える手間が省けて尚良いです。
新たな環境にいち早く馴染む為のコミュニケーション
ここまで、新人が気遣い上手と言われる為の方法をご紹介して来ましたが
先輩上司と円滑に過ごす為に必要なのは日頃の小さなコミュニケーションです。
ここからは、新たな環境で気遣い上手だと言われる為の具体的なコミュニケーション方法を紹介します。
お菓子を渡して仲良くなる
職場でお菓子の持ち込みが出来る環境でしたら、小さいお菓子を職場の人に渡すと仲良くなるきっかけになります。

とは言っても、いきなり無言でお菓子を差し出しても怖がられてしまうので
近くの席やロッカーの人から「これ美味しいんですよ!良かったら食べてみて下さい!」と、こちらから会話するようにしてみましょう。
勿論、納期が切迫している状況でこんな事やられても邪魔なだけなので
相手が比較的余裕がありそうな時間帯に行う様にしてください。
付箋でお礼を伝えてみる
仕事を終えて、紙媒体の書類を渡す場合に
処理済みの書類に
教えて頂きありがとうございました
こちらの書類、ご確認宜しくお願いします
と、付箋に書き置きを残して貼るとこちらの感謝の気持ちが伝わるのでオススメです。
また、紙媒体でなくとも業務の終わりに教えて頂いた先輩上司へ感謝を伝える方法として
お菓子に付箋をくっつけて「ありがとうございました」と一言書いておくとよりこちらの感謝の気持ちは伝わります。
字が汚いので自信が無い…という方は
感謝の気持ちを伝えやすいこころ付箋を活用していくのも良いでしょう。
私は入社した時に「部署の人全員にお菓子を渡す」を目標にして、コミュニケーションを積極的に取っていくようにしました。
この様に、何か一つ目標を決めて気遣いをしてみると仕事も楽しくなりますよ。
本を読んで研究する
気遣いの方法はここに提示した意外にも様々な方法が世に溢れ返っています。
特に、接客業は気遣いの頂点とも言える職業であり
接客業の方が書かれた文献を読む事はとても気遣いの勉強になります。
オススメの書籍としては
CAの方が書かれた「気遣い」のキホンです。
具体的な気遣いの方法から、気遣いし過ぎて疲れないための心構えまで幅広く紹介されているので、こちらの記事に辿り着いた方は一度読んでみるべきでしょう。
まとめ
今回は具体的に気遣い上手と思われる方法をいくつか紹介して来ましたが
1番大切なのは
「この人は今、何を必要としているのか?」
を察する力だと思います。
この方法を実践していく際に、相手が何を必要としているのかを見抜く事を念頭に置く事が
「気遣い上手」と言われる1番の近道になるでしょう。