こんにちは、ブラック企業出身者のずみほと言います。
某ブラック塾入社後最初に私を待ち構えていた関門、「新卒研修」について。
前回の記事内容の続きからになりますが
前回内容を簡単に1行で要約すると
「新卒で入った会社の研修で超叫ばされた」
これに尽きるのですが
詳細は、こちらの記事を読んでいただく事をお勧めします。

超絶怒涛の叫び研修2日目
何とか研修生達の喉も温まってきて、何人かは合格を貰うことが出来ました。
そして、新たなる関門「学力試験」。
研修初日に配られた高校受験向け冊子の中から、難関高校向け問題を幾つか抜粋して行う筆記試験です。
ここでずみほ、学生時代大して勉強していない事が仇となります。
合格点は80点の数学テスト。
初日の私の点数72点
いや、惜しいよ。あと1問合ってたら合格点だったからね?
と、自分に甘い私はこの時も甘やかしていましたが
周りを見渡すと
関関同立、旧帝大生、合格点の嵐、嵐、嵐。
不合格者は私と、何故か文系なのに数学クラスに回された旧帝大生のみ。
そこで研修官から鬼の一言。
「じゃ、今不合格だった奴は昼飯の時間に再試。昼飯は合格するまで毎日抜きです。」
え、おなか空いちゃうじゃん。
この位にしか思ってなかった訳ですが
この時の私に教えたい、普通の企業は何をやらかそうが、研修二日目で昼食抜きになんてならない・・・!
テスト後の、合格した同期達からの
「まぁ・・・文系だし仕方ないよ。」
「研修官居ないから今のうちにご飯食べな。」
という憐みの声だけが唯一の救いでした。同期は優しかった。
昼食:学力試験二度目の挑戦。
研修官「再試とは言ったが全く同じ問題では無く、類題の出題になるから心してかかれ」
流石塾講師、答え丸暗記戦法は通用しないということか・・・。
え、もしかして詰んだんじゃ?
再試点数開示
文系旧帝大:100点
私:85点
おぉ!意外と合格ラインやないかい。
研修官「言い忘れたが、追試は満点合格だから宜しく。」
まさかの不合格。
なんたる朝令暮改。
この朝令暮改体制がこの企業の体質なのだと知るのはもう少し先ですが、ここでは割愛します。
再試は続く
初日の再試は次の日に持ち越されました。
学力試験は毎日行われるので、再試が借金のように積み上がり、最終的に本配属まで全ての試験で合格する事はありませんでした。
ここで気楽に考えれば良いものを
自分一人合格出来ないプレッシャーにより、最終日に人知れず嘔吐。
涙目で出社も、誰にも気が付かれる事なく研修は終了。
研修官に体調不良の旨を訴えようかとも思いましたが
初日に聞いた
「体調不良を新人が訴えることは上の者に時間を取らせる大変迷惑な行為である。
よって、研修内でも体調不良は一切認めない。」
という言葉から誰にも言い出すことが出来ず。
ブラック企業の研修は終わりを迎えました。
死ぬ前に辞めよう、ブラック企業。